日々の投稿
グァテマラ エルチャルム村 エキスプレス農協マイクロロット
以前扱っていたミラドール農園があるリベルター地区のエルチャルム村から新しいコーヒーをご紹介します。
一人一人の生産者の取り組みを反映出来るように、今年からは今までよりもロットを細分化することになったそうです。
- エスキプラス農協について -
1964 年にLa Libertadに設立。生産者支援を目的とした信用金庫、医療機能を持ち、組合員への健康面の支援や金銭的な支援も行う事で共同体としての継続性を保っており、現在222農家(男性 168 名、女性:54 名)が加盟。 2004年にコーヒー相場が下落した際にサスティナブルなコーヒー生産の重要性に気づき、消費国との継続的な取引を目標に掲げています。
- スローフード認証について -
エスキプラス農協はスローフード認証を取得。スローフードは、おいしく健康的で(GOOD)、環境に負荷を与えず(CLEAN)、生産者が正当に評価される(FAIR)食文化を目指す社会運動です。
GOOD:
生産者への農業指導、金融支援、医療支援
CLEAN:
農業排水の浄化処理、有機肥料の活用
FAIR:
生産者毎のロット管理、格付け、生産者へフィードバック。小規模生産者の多くは、自分たちの作るコーヒーの味を飲む機会は少なく、また品質について理解する人はさらに少ないです。農協では生産者向けのワークショップを定期的に行い、品質に対しての理解を高めています。
- 今回ご紹介する各ロットについて -
Lot#1 Francisco Martínez (フランシスコ・マルティネス)
生産者:Francisco Martínez
生産者団体:Los Arroyos, El Chalúm
栽培エリア:La Libertad地区
標高:1850-1950m
栽培面積:8.75ha
栽培品種:ティピカ種(90%)、ブルボン種、カツーラ種、パカマラ種
Lot#2 Gildardo Perez(ジルダルド・ペレス)
コミュニティ:Aldea el Rodeo
メンバー:Gildardo Perez
栽培エリア:La Libertad地区
標高(平均):1884m
栽培面積:2ha
栽培品種:ブルボン種、カツアイ種、カツーラ種
Lot#3 Florida Mujeres(フロリダ・ムヘレス)
コミュニティ:Aldea el Rodeo
メンバー:Iliana Martinez氏
栽培エリア:La Libertad地区
標高(平均):1700m
栽培面積:9ha
栽培品種:ティピカ種、ブルボン種、カツアイ種、カツーラ種、サンラモン種
- Fellow Opus Conical Burr Grinder -
- Fellow Opus Conical Burr Grinder -
海外コーヒー器具を日本に紹介している @kigu.coffee から新たに電動グラインダーが発売されます。
フェローオーパスコニカルバーグラインダー
@fellowproducts
・41ステップ以上の細かな設定
・エスプレッソからコールドブリューまで全てのコーヒータイプに対応
・安心のオートストップ機能(タイマー式)
・静電気低減性能
・便利なエスプレッソ用粉受け
販売開始:2023年8月17日(木)
価格:33,000円(税込)
販売開始に先立ってkigu様より実機を借り受けまして当店試し挽きコーナーにて自由に挽けるように設置してあります。ご購入の前にぜひ一度お試しください。
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-産地訪問記 ニカラグア編 01-
-産地訪問記 ニカラグア編 01-
Nicaragua Report
今までコーヒー産地に行ってその国を見て、農園に行ってお話を聴いてきた写真や動画を少しずつ投稿していきます。改めて見返すと現地の空気を思い出して懐かしんでしまいます。今日飲んだコーヒーはこんなところから来たんだ!っていうのが実感として伝わるように頑張ります。
とりあえずかわいい野良犬はどの国でもウロウロしてます!
Good Enough Coffee Toyama
グッドイナフコーヒートヤマ
営業時間:11:00-17:00
店舗休業:不定休(今月は火曜木曜)※年末年始は営業
TEL 076-492-0101
〒930-0936 富山市藤木2710
メール gec.toyama@gmail.com
時間外連絡先 070-5630-4600
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-高級手挽きコーヒーミル-
-高級手挽きコーヒーミル-
現在グッドイナフではたくさんの手動ミルを自由に試し挽きできるように展示しています(おすすめのものもそうでないものも)。ですが、その中で高価格帯の3モデルについては取り扱いに注意が必要なためカウンターに展示しており、試し挽きをご希望の方はスタッフまでお声掛けいただいてからスタッフ付き添いのもと試し挽きしていただく形になります。ご理解を賜りますようお願い申し上げます。
高価格帯手動ミル
①台湾製1zpresso社の日本限定モデルJPpro
②ドイツ製コマンダンテ社のC40 NitroBlade MK4
③上海製Timemore社のX-Safari Green
①台湾製1zpresso社の日本限定最上位モデルJPpro
定価¥43,780円で当店に在庫あります。こちらは定価販売となりますがポイントを1.5倍お付けしますので87P+43P=130Pでコーヒー豆実質約650gプレゼントになります!
②ドイツ製コマンダンテ社の最新モデルC40 NitroBlade MK4
定価約45,000円前後。言わずと知れた元祖高性能手動ミルのコマンダンテから最新モデルです。こちらは在庫がなく入荷時期も未定ですのでネットでのご購入をお勧めします。アマゾンでの並行輸入品が現在37,000円ほどでした。どのサイトから買えば良いかは(全く責任は負えませんが)ご相談には乗れますのでお声掛けください。
③上海製Timemore社のX-Safari Green
定価¥31,900円から10%引き+ポイントカード63P(実質300gプレゼント)です。在庫あり。
グッドイナフで定番のタイムモア社の最上位モデルのX-Safari。個人的にはかなりお勧めなのですが、なんといってもC2やC3のコストパフォーマンスが良すぎるので今のところあまり売れていません。デザインも性能もかなり良いので一度お試しください。
Good Enough Coffee Toyama
グッドイナフコーヒートヤマ
営業時間:11:00-17:00
店舗休業:不定休(今月は火曜木曜)
TEL 076-492-0101
〒930-0936 富山市藤木2710
メール gec.toyama@gmail.com
時間外連絡先 070-5630-4600
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エレアナさんから聞いたエチオピアの今
エレアナさんから聞いたエチオピアの今
前回の続きでエレアナさんにエチオピアの今のお話を聞いてきました。僕が話を聞くときはどうしても国の問題点やこれからどうすべきか、あなたはどう考えるか、ということを焦点にしてしまいます。せっかく日本に来てそんな暗い話もどうかと思うのですが、真剣に教えてくれました。これからこうしていかなきゃということを異国の人と共有できることは、それ自体とても前向きで意味のある事だと思います。なのでこちらでも共有したいです。まとまらないのでそのまま書きます。
エチオピアは現在、3年おきくらいに国がガラッと変わってしまう状態だそうです。紛争や腐敗が起きては国民の将来が奪われるの繰り返し。そして脆弱で利己的な政府は将来の教育に絶対に投資はしないそうです。
(僕の曖昧な知識として)2018年にエチオピア内戦が起こりました。政府側と反政府勢力との間の争いです。アフリカの多くの国と同じようにエチオピア内にも複数の民族が暮らしており、西洋諸国の過去の影響もあってか支配層と被支配層とに分かれて対立してしまう歴史があります。
日本のコーヒー好きに好まれるエチオピアンコーヒーといえば中南部や中西部のオロミア州(Oromia)や、南部諸民族州(SNNPR)が主な産地になっています。シダモ、グジ、イルガチェフェ、コンガ、コチャレなど聞いたことのあるほとんどの産地がそのあたりです。このあたりはおそらくほとんどの人がキリスト教徒Ethiopian Orthodox Tewahedo Church(エチオピア正教?)だと思うのですが、エレアナさんの故郷ディレダワだとイスラム教徒Muslimが半分ほど、残り半分がキリスト教徒だそうですし、グッドイナフでも定番のハラリ州ハラー(ル)hararはディレダワのすぐ近くですが歴史あるイスラムのモスクが多く並ぶ有名なイスラム都市です。日本から見たら同じエチオピアでも実際は民族も宗教も混在する中で難しい状況が続いているようです。2020年には新たにティグレ紛争が起こり、中には虐殺なども行われているそうです。今もです!たまに国際ニュースなどで見かけますが、今実際にどうなっているかは全然わかりません…。
エレアナさん曰く、
そんな大変な状況下で、当然といえば当然ですがエチオピアのコーヒー農家の現状も非常に厳しいらしく、農業を辞めてしまう農家さんが多いそうです。レケンプティーLekemptiなどの産地に加えてスペシャルティコーヒーの産地として一躍有名になったグジgujiやリムlimuなどでも状況は厳しいそうです。意外でした。では農家を辞めてどうするのか、、、というとやはりというべきか、麻薬に植え替えるそうです。チャッ(ト)?khatという葉っぱ系の麻薬の一種だそうです。
国中で武力衝突が起こって身近に麻薬が植わっていれば、正しく生きるのは難しいと思います。それを彼らの選択と言えるのか、その発露としての暴力を先に目にしてしまって彼らへの関心を失ってしまうのはどれほどの機会損失なのだろうか、と思いました。
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