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2022/07/15

- 台湾コーヒーカッピング -

- 台湾コーヒーカッピング -

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- 台湾コーヒーカッピング -

みなさん、台湾のコーヒーを飲んだことがあるでしょうか?

国産のコーヒーを作ろう!ということで沖縄で栽培しているというお話は最近よく耳にします。美味しいコーヒーを作るという点では沖縄は地理的にはかなり厳しい印象ですが農家さんたちが日々努力しているそうです。

そして今回の台湾コーヒーですが、個人的なイメージでは沖縄に近い感じなのかなと思っていました。ですが実際調べてみると緯度は沖縄とそこまで大きくは違いませんが、台湾には2~3,000m級の標高の高い山がたくさんあって、ここなら美味しいコーヒーの栽培に適した場所がたくさんありそうだと感じました。

現在、台湾の農林水産省にあたる行政院農業委員會水保局が『台湾珈琲推進企画』台湾珈琲「初めての珈琲」プロジェクトを行っています。

台湾珈琲はフルーティーで優しい味わいのものが多いそうですが、世界的にトップクラスの評価を受けている農園も出てきています。そんな最高品質の台湾珈琲をより多くの人にを知ってもらおうというのが今回の取り組みです。

カッピングサンプルが届いたのでグッドイナフで仕入れたい農園を決めるカッピングを来週行うのですが、今回は一般参加も募ってやってみようと思っています。台湾の最高品質のコーヒーをより多くの人に触れてもらおうという台湾側の趣旨に沿った試みです。

カッピングの道具はすべてこちらでご用意しますので、当日必要なものはありません。カッピング方式はコロナ拡大の状況を鑑みて完全非接触型で行います。カッピングをしたことがない方でも大歓迎です。こちらでご説明いたします。

 

参加におすすめの方

・コーヒー屋さん

・コーヒーショップの店員さん(スタバやドトールなどのカフェチェーンで働いている方も大歓迎です)

・コーヒー業界で働きたいと思っている人

 

参加費

・500円

 

当日できる事

・台湾の最高級豆10種のカッピング(味見)

 

開催日時

・7月18日(月)17:30~

 

開催場所

・グッドイナフコーヒートヤマ一階カッピングスペース

 

カッピングサンプルの焙煎日が古いのでちょっと心配ですが、元が良いので十分良さを感じられると思います。ご連絡お待ちしております。

 

以下、台湾におけるコーヒーの歩みです。

 

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台湾コーヒーの歴史

・1902年、日本統治時代の台湾総督府が雲林県、嘉義県、台湾東部等でコーヒー栽培のテストをはじめました。当時、アラビカ種、ロブスタ種、リベリカ種の3大品種のコーヒーが栽培され、それ以来、台湾はコーヒーの産地となりました。

・10年後、台北新公園に一軒目のカフェ「公園獅咖啡館」がオープンしました。

・1945年までに、台湾のコーヒー生産量は967ヘクタールに達しました。台湾の歴史上最高のコーヒー生産量であり、台湾のコーヒーの全盛期でもありました。

・第二次世界大戦の終わりとともに台湾のコーヒーは暗黒時代に入りました。1981年には、雲林の古坑コーヒーの作付面積はわずか1.7ヘクタールしか残っていませんでした。

・1999年の「921大地震」は台湾中部に深刻な打撃を与えましたが、同時に台湾コーヒーに一筋の光をもたらしました。土地を復活させるため台湾水保局は当地の水と土壌の整地を始め、地方自治体と協力してコーヒー豆の栽培を普及し、農家に事業の転業を助言し、観光用のコーヒー農園を発展させました。

・雲林県古坑の住民はこのコーヒー復活の波に加わり「台湾コーヒー」の誇りを取り戻すために一生懸命働きました。誰もが古坑の名を聞けば、すぐにコーヒーを思い浮かべるそうです。 また、嘉義の阿里山も台湾のもう一つの重要なコーヒーの生産地域です。日本統治時代、コーヒーの生産地域は嘉義と台東で広められました。阿里山では標高900〜1800メートルに植えられ、標高が高く、気候の温度差も大きいため、コーヒー豆の風味は更に芳醇となっています。

・雲林と嘉義を除いて2000年頃台湾のさまざまな場所でコーヒーの栽培が始まりました。台湾の南投國姓惠蓀、屏東泰武、花蓮舞鶴等では小さく鮮やかな赤い果実がいたるところで見られます。

・2003年には政府とコーヒー生産者の努力は実を結びました。雲林県のコーヒー栽培面積は54ヘクタールに達し、水保局と古坑郷が共同で第1回台湾コーヒーフェスティバルを開催し15万人もの観客を魅了しました。それ以来、台湾のコーヒー農家は国際化を続け国内および国際的なコンテストで数々の賞を受賞しています。

・2021年、映画「第一杯咖啡:はじめての珈琲」を通じて、台湾の特製コーヒーは国際市場への参入に成功しました。

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